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ムーンライトえちごの利用法と裏技

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「ムーンライトえちご」は、新宿と新潟を結ぶ夜行快速列車で、 青春18きっぷの発売期間を中心に1日1往復が運転されてきました。ただし、2014年春を最後に運転されておらず、今後の運転予定もありません。

「ムーンライトえちご」を利用すると、東京〜新潟間まで乗り換えなしで移動できました。東京〜日本海側へ行くのに便利な列車でしたので、復活を期待したいところです。以下は、2014年までの「ムーンライトえちご」の情報を掲載しています

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「ムーンライトえちご」時刻表と運転日

「ムーンライトえちご」は、2015年以降は運転されていません。以下に、最後の運転となった2014年春の情報を掲載します。

【2014年春・時刻表】
・新宿23:10→池袋23:17→大宮23:42→高崎01:14→長岡03:39着03:55発→見附04:05→東三条04:14→加茂04:21→新津04:37→新潟4:51着

・新潟23:39→新津00:05→加茂00:20→東三条00:27→見附00:37→長岡00:46着01:00発→高崎03:33→大宮04:29→池袋05:02着→新宿5:09着

【2014年春・運転日】
・下り運転日 3/20−31, 4/4, 5, 25, 5/2
・上り運転日 3/20−31, 4/4, 5, 25, 26, 5/2, 3
※4月、5月は「えちご春の夜空号」として運転。

「ムーンライトえちご」の料金

「ムーンライトえちご」は快速なので、特急券などは不要です。ただし、全車指定席ですので、青春18きっぷ(または乗車券)のほかに座席指定券が必要です。520円(閑散期は320円)です。ただし、混雑期には指定券が売り切れやすいので注意です。

「ムーンライトえちご」の予約法

「ムーンライトえちご」は全車指定なので、座席指定券が必要です。指定券を購入することで、座席の「予約」ができます。指定券購入以外の予約方法はありません。

「ムーンライトえちご」のチケット購入法

「ムーンライトえちご」のチケット(指定券)は、全国のJR駅のみどりの窓口で購入できます。

「ムーンライトえちご」の指定券の発売開始は乗車日の1ヶ月前の午前10時からです。なお、「1ヶ月前」とは始発駅を出る日の1ヶ月前です。また前月に該当日がない日(31日など)はその月の1日です。

「ムーンライトえちご」は、夜行列車ですので、乗車日の日付については注意しましょう。同じ列車でも日付をまたいだ先の駅から乗車するときは、乗車日も1日ずれます。0時以降に発車する途中駅(新潟行きの高崎以北など)からの指定券を購入する際は、日付にくれぐれも注意してください。

「ムーンライトえちご」のインターネット予約

「ムーンライトえちご」のインターネット予約は JR東日本「えきねっと」で可能です。えきねっとは、JR東日本の会員制サービスで、クレジットカードを持っていれば誰でも無料で会員になり利用できます。

利用方法は、「えきねっと」で「ムーンライトえちご」の指定券を予約し、クレジットカードで決済すると、それをJR東日本の駅窓口や券売機で当日まで引き取ることができます。引き取った指定券で「ムーンライトえちご」に乗車できます。

予約した指定券の引き取りはJR東日本の駅でしかできませのでJR東日本以外のエリアに住んでいる方は、使いづらいです。ただし、会員登録は全国から可能ですし、JR東日本エリア外の方でも帰りの分(東京発)なら当日の23時までにJR東日本の駅できっぷを引き取ればいいので、利用は可能です。

JR東日本「えきねっと」

ムーンライトえちごの車両

ムーンライトえちごで使用されているのは485系という車両です。かつては日本各地の在来線特急で使用されていました。特急「ひたち」や、首都圏の「ホームライナー」などで使われてきたもので、古いタイプですが特急用車両です。座席もきちんとリクライニングします。乗り心地は悪くありません。

下りは高崎まで別のきっぷを用意する

青春18きっぷは、午前0時から有効日が切り替わります。そのため、列車に乗っている最中に日付が変わる場合、0時を過ぎて最初に停車する駅が、青春18きっぷの日付の境目になります。

「ムーンライトえちご」で下り(新宿→新潟)に乗る場合、日付が変わってから最初に停車するのは高崎なので、高崎が日付が変わる駅になります。 つまり、青春18きっぷを利用する場合、高崎までに1日分、 高崎からに1日分、合わせて2日分を用意する必要があります。

たとえばその日の旅行が新宿駅から始まるとすると、新宿から高崎までで1日分、高崎から先で1日分を使うことになります。新宿〜高崎のJR運賃は1890円ですから、普通にきっぷを買った方が、この区間だけのために青春18きっぷ1日分(2370円)を使うよりは安くなります。

したがって、乗車駅から高崎までの切符で改札に入り、高崎を出た後に車掌に青春18きっぷにスタンプを押してもらったほうがお得です(もちろん、青春18きっぷは車内では買えませんから、あらかじめ用意しておく必要があります)。

上りは新津まで別のきっぷを用意する

上り(新潟→新宿)では、日付の変わる駅は新津(新潟県)です。 その日の旅行が新潟からならば、下りの場合と同じく新津までは普通乗車券を用意して、新津から青春18きっぷを使うといいでしょう。

青春18きっぷを短距離でも使う

青春18きっぷは5日分あります。これを使い切ることを考えれば、たとえば行きに高崎までで1日分使ってしまってもいいかもしれません。新宿〜高崎間の運賃は1890円ですから、この区間だけで青春18きっぷ1日分(2370円)を消費しても差額は410円にすぎません。5回分のきっぷトータルで考えれば、青春18きっぷを使ったほうが有利になる場合もあります。

「ムーンライトえちご」にさらに安く乗る裏技

下り列車の場合、「日付が変わる駅」までのお金を少しでも節約するには、高崎から「えちご」に乗るという手があります。

具体的には、上野23時07分発の普通新前橋行に乗り、 高崎で「ムーンライトえちご」に乗り継ぎます。 新前橋行は各駅停車ですから、日付が変わる駅は高崎より手前の北鴻巣です。したがって、「上野・新宿→北鴻巣950円」+「青春18きっぷ1日分」で済みます。

「ムーンライトえちご」快適な利用法

「ムーンライトえちご」に快適に乗車するには、以下のものを持参するとよいでしょう。

アイマスク
「ムーンライトえちご」は一晩中車内は明るいままです。ですから、眠りたいならアイマスクは必要です。
ネックピロー
首を固定すると眠るとき楽です。ネックピローはあると便利でしょう。
耳栓
車内はそれほどうるさくはありませんが、若い人が多い列車なのでうるさいこともありますし、電車のレール音がうるさいことがあります。持っていくと多少は寝付きが楽になるでしょう。
食べ物、飲み物
深夜を走る列車なので、途中で車内販売などはありませんし、駅の売店も始発駅以外は閉まっています。飲み物は途中駅で自動販売機で買えますが、食べ物は手に入りません。

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