青春18きっぷの使い方から裏技まで全部紹介します!

青春18きっぷ研究所

トップ >> 区間 >> 東京〜札幌

東京〜札幌の上手な利用法

東京〜札幌を、青春18きっぷだけで移動するのは困難です。北海道・東日本パスのほうが便利ですので、こだわりのない方はそちらをご利用ください。ここでは、どうしても青春18きっぷを利用したい、という人のための方法です。

以下では、青春18きっぷで東京〜札幌を移動する人のためのモデルルートと攻略法を解説します。

広告

方法1 上越・羽越線を経由する

東京から青春18きっぷ1枚で当日中に青森まで到達するには、東京〜長岡〜秋田〜青森と乗り継ぐか、東京~仙台~北山形~秋田~青森と乗り継ぐ方法があります。いずれも東京を早朝に出発すれば、当日中に青森まで行けます。青森で宿泊し、翌朝「北海道新幹線オプション券」を使って函館まで行き、函館〜森〜長万部〜倶知安〜小樽〜札幌に到着できます。

北海道新幹線オプション券については、こちらをご覧ください。
青春18きっぷ北海道新幹線オプション券

方法2 青函フェリーを利用する

上記ルートで青森まで来たあと、青森〜函館間の深夜フェリー(青函フェリー)を利用すれば、宿代を浮かすことができます。この青函フェリーは1,600円ですが、港までは自力で行く必要があります。青函フェリーを利用すれば、翌朝普通列車を乗り継ぎ、函館〜森〜長万部〜倶知安〜小樽〜札幌と進み、札幌に夜には到着できます。

あるいは、東北本線で盛岡まで来たあと、IGR線〜花輪線〜大館〜青森に至るルートもあります。IGR線の運賃が別途必要ですが、秋田経由よりラクに青森に着くことができます。青森まで来たあと、青函フェリーを利用すれば、宿代を浮かすことができます。

方法3 八戸〜苫小牧フェリーを利用する

東北本線で盛岡まで来たあと、IGR線〜青い森鉄道で八戸に至ります。八戸から深夜フェリー(シルバーフェリー)で苫小牧に抜ける方法です(5,000円)。方法2よりも早いですし楽です。

この場合、東北本線で盛岡まで来たあと、東北新幹線で八戸までワープするという手もあります。ワープすれば、当日朝に東京を出ても間に合います。

または、青春18きっぷを東京〜盛岡で使い、盛岡から高速バスで八戸まで行き、そこからシルバーフェリーに乗り継ぐこともできます。この場合は、「札幌・盛岡なかよしきっぷ」を使えば、「盛岡〜八戸〜苫小牧〜札幌」のバス、フェリー代がセットになって7,100円と格安です。

方法4 新日本海フェリーを利用する

東京〜新潟まで青春18きっぷを使い、新潟から苫小牧までフェリーを使います。東京を朝出て、翌日の夕方に苫小牧に着きます。フェリー代が結構かかるので、あまり意味のある方法ではありませんし、もはや青春18きっぷの旅と呼べるのかも疑問?

方法5 シルバーフェリーを利用する

東京〜宮古まで青春18きっぷを使い、宮古から室蘭まで、2018年6月路線開設のシルバーフェリーを使います。この区間のフェリーは、下りは朝便、上りは夜行便しかないので、東京を朝出て、宮古に一泊し、翌朝のフェリーに乗ることになります。すると、翌日の夕方に室蘭に着きます。

逆コースの場合は、札幌を午後出れば、室蘭から夜行フェリーに乗り宮古に早朝着、青春18きっぷを使えば同日中に東京に着けます。

↑ PAGE TOP