大阪〜高松の上手な利用法
大阪〜高松は、普通列車で4時間ほどです。青春18きっぷを利用してお出かけするにはちょうどいい距離といえます。朝早めに出発すれば、高松でさぬきうどんのお昼ご飯を食べることができるでしょう。青春18きっぷのライトユーザーでも気軽に乗れる区間といえます。
相生〜岡山間を除けば列車本数は多く、接続もおおむね良好です。相生〜岡山間も毎時1本程度の列車はありますので、あまり大きな心配はいりません。また、大阪〜姫路の新快速車両や、瀬戸大橋線の快速マリンライナー車両は転換式クロスシートで快適です。
以下では、青春18きっぷを利用して大阪〜高松を移動する際のモデルルートと攻略法、裏技などを解説します。
モデルルート
大阪〜姫路〜相生〜岡山〜高松
ポイント1 姫路、相生の接続をよく確認しておく
姫路・相生〜岡山間は、普通列車が毎時1本程度運転されるだけです。しかも3両編成なので、座れないことも多いです。峠を超える区間を走りますので揺れも大きく「立っているとつらい」という感想を抱く人も多いようです。そのため、この区間に乗るときはできるだけ座りたいもの。上下線とも20分以上前に到着するようにして、ホームで並んで待ち、座れるようにがんばりましょう。接続列車をよく確認して、余裕を持ったスケジュールスにしておくことが大事です。
ポイント2 赤穂線は空いている
相生〜岡山間は、赤穂線でも移動できます。山陽本線より少し時間がかかりますが、とても空いていますので狙い目です。また、上りの場合は、播州赤穂発の新快速がたまにありますので、それを利用すれば座って大阪まで行けます。時刻表をよく確認して、タイミングがあえば赤穂線はおすすめです。
ポイント3 和気発着列車も活用する
相生〜岡山間には、途中の和気〜岡山に区間運転の列車が運転されています。直通列車で座れない場合は、和気〜岡山間の区間運転列車を利用すれば、立っている時間が短くてすみます。
ポイント4 マリンライナーを一本遅らせるのも手
大阪から高松に向かうときは、岡山駅での接続が良すぎることもあります。接続が良すぎると座れないこともあります。マリンライナーはおおむね1時間に2本運転していますので、一本遅らせてもいいでしょう。
ポイント5 上りは岡山からの始発列車を狙う
高松から大阪に向かうとき(上り)は、岡山〜相生間が最大の混雑区間になります。この区間で座るために、岡山駅始発の相生方面行きに乗れるようスケジュールを組むといいでしょう。また、岡山駅での接続時間には余裕を持ちましょう。20分以上の接続時間があるようにして、岡山始発を狙えば、この区間でも座れる可能性が高くなります。