青春18きっぷの使い方から裏技まで全部紹介します!

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大阪〜仙台の上手な利用法

大阪〜仙台は、片道17時間ほどです。始発列車に乗れば、その日のうちになんとか目的地にたどり着けます。ただ、途中の乗り継ぎ時間は短く、途中で食事をする時間はほとんどありません。また、ちょっとでも遅延が発生すると、目的地まで到着できなくなる可能性もあります。

ただ、普通運賃で11,000円以上する距離を青春18きっぷ1枚で到着できるのですから、コストパフォーマンスは抜群。LCCも真っ青の激安コースといえるでしょう。

乗り換えは11〜13回程度。乗り遅れたらアウト、という区間もありますので、事前の下調べは念入りに。新幹線の一部区間だけ組み合わせた「ワープ」を使うと効果的だったりします。

以下では、青春18きっぷを利用して大阪〜仙台を移動する際のモデルルートや攻略法、裏技などを解説します。

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モデルルート

大阪〜米原〜大垣〜豊橋〜浜松〜静岡〜熱海〜新宿〜宇都宮〜黒磯〜郡山〜福島〜仙台

ポイント1 できるだけ早く出発する

大阪発、仙台発いずれの場合も、遅くても7時ごろには出発しないと目的地に到着はできません。余裕を持つなら6時台には出発しましょう。途中の乗り換えを時刻表できちんと確認しておくことも大事です。

ポイント2 新幹線による「ワープ」も検討する

朝早い時間の列車が無理だったりする場合などは、途中で新幹線を使った「ワープ」も考慮しましょう。ただ、普通列車の接続がいいため、わざわざ新幹線に乗り換えても短距離のワープではあまり意味がありません。新幹線の特定特急料金を活用した浜松〜静岡〜三島の連続ワープや、宇都宮〜郡山程度を一気に抜けるなど、ある程度の区間の活用を考えましょう。4,000円〜5,000円くらいの別途予算が必要になります。

ポイント3 湘南新宿ラインのグリーン車を使う

熱海〜宇都宮間は、上野東京ラインや湘南新宿ラインのグリーン車を活用するといいでしょう。この区間は4時間かかりますが、グリーン券の事前料金は1,000円足らず。これで、快適な時間を過ごせますので、活用するといいでしょう。グリーン車なら、車内に弁当を持ち込んで食事もできます。また、宇都宮の乗り換え時間を使って駅ビルで食事をすることも可能になります。

上記の「浜松〜静岡〜三島」の新幹線ワープと組み合わせると、「浜松〜宇都宮」が快適になります。(ただし、全部で5,000円程度の出費です)。

ポイント4 途中の食べ物を準備しておく

ワープを使わない場合、当日は早朝から深夜まで列車に乗り続けることになります。途中で買い物をする時間もあまりありませんから、朝、昼、夕の食事代わりになるものを準備しておきましょう。なにしろ17時間です。飲み物はホームの自販機で購入できますので、気にしないでも大丈夫でしょう。

ポイント5 トイレに近い車両に乗る

大阪〜仙台の長距離を1日で乗り継ぐには、途中駅での乗り継ぎ時間はあまりありません。そのため、トイレを駅で使う時間すら限られます。できるだけ車内で済ませられるよう、トイレに近い車両に乗りましょう。先頭車両か最後尾車両に付いているケースが多いです。

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