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東京〜広島の上手な利用法

東京〜広島を青春18きっぷで移動すると、休みなしで乗り継いでも約15時間以上かかります。朝7時台に東京駅を出て、広島駅に着くのは22時台。そのため、移動は文字通り一日がかり。途中でごはんを食べる時間もあまり取れませんので、強行日程になります。

経路となる東海道本線・山陽本線とも青春18きっぷ利用者が多い区間ですので、期間中の利用しやすい列車は混雑します。とくに、大垣〜米原の「関ヶ原越え」と相生〜岡山の「船坂越え」は、列車の本数も少なく、編成も短く、「青春18期間の難所」と言われています。

以下では、青春18きっぷを使って東京〜広島間を移動する際のモデルルートや、裏技、攻略法などをご紹介します。

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モデルルート

東京〜熱海〜静岡〜浜松〜豊橋〜大垣〜米原〜姫路〜相生〜岡山〜三原〜広島

ポイント1 熱海駅は中央寄りに移動しておく

熱海駅はJR東日本とJR東海の境界駅。そのため、下りも上りも、ほとんどの列車が熱海で折り返しますので、どちらから来ても熱海駅で乗り換えです。熱海では、別ホームの乗り換えになりますので、階段位置に近い中央寄りで降りるといいでしょう。

ポイント2 熱海〜浜松直通列車を狙う

熱海〜浜松間は、列車の両数が少なく混雑する区間です。できれば、直通列車に乗って座ってすごしたいもの。時間に余裕があれば、始発駅(熱海または浜松)で1本遅らせたいところですが、東京〜広島間では1本待つ時間的余裕はないかもしれません。予め時間を調べて、直通列車を使える乗継を選ぶといいでしょう。

ポイント3 下りは興津、上りは島田で降りる

熱海〜浜松間の直通列車は少ないので、直通列車以外を利用する場合もあります。その場合は、下りは興津、上りは島田で降ります。乗り継ぎ列車は興津、島田が始発なので、次の列車(下りは浜松行き、上りは熱海行き)に座れます。

ポイント4 関ヶ原越えは立つ覚悟で

大垣〜米原間の「関ヶ原越え」は列車本数と車両数が少ない区間です。下り、上りのいずれから来ても、接続のいい列車で到着すると、この区間は座れなくなる場合があります。座りたいなら、一本待つのも手ですが、時間がないので立つつもりのほうがいいでしょう。乗車時間は40分ほどです。

ポイント5 米原からの新快速は増結部分が狙い目

米原から下り新快速に乗る場合、始発列車ではありません。ただし、米原で4両増結する場合が多いので、それを狙えばいい席をゲットできます。増結は車両前方(京都方)です。階段からは離れていますので、適度に空いています。

ポイント6 姫路・相生〜三原・広島直通を狙う

相生〜岡山間の「船坂越え」は、普通列車が毎時1本程度運転されるだけです。この区間をどう切り抜けるかは大きなポイント。姫路・相生〜三原・広島を直通する列車もありますので、それを狙うのが大事。確実に座るために、上下線とも20分以上前に到着するようにして、ホームで並んで待ち、座れるようにしましょう。

ポイント7 糸崎・三原乗り換えに注意

糸崎・三原は乗り継ぎ駅です。下りの場合は糸崎で、上りの場合は三原で乗り換えると座りやすいです。

ポイント8 食事ポイントは浜松、大垣、姫路、岡山がおすすめ

食事は乗換駅で取るのが効率的です。乗換駅のなかでも、浜松、大垣、姫路、岡山は駅前に飲食店が豊富です。これらの駅は始発列車も多いので、食べた後にですので座れる確率も高くなります。

ポイント9 休憩時間を入れて計画を立てておく

15時間の乗り継ぎで普通列車に乗り続けると、さすがに疲れてきます。ですので、途中で休憩時間を入れることを前提に計画を立てましょう。朝6時台に出発すれば、途中で30分休憩を2〜3回入れてもその日のうちに着くことができます。そのためには、事前に時刻表を調べて計画を立てておくことが大事です。休憩時間ももちろん計画に入れておきましょう。

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