青春18きっぷの使い方から裏技まで全部紹介します!

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東京〜京都の上手な利用法

東京〜京都は、休みなしで乗り継いで8時間程度です。移動は一日がかりですが、青春18きっぷの乗車区間としては疲労度とコストパフォーマンスのバランスのいい区間といえるでしょう。途中でごはんを食べたりして、休憩を挟みながらいけば、それなりに楽しめる距離です。

東京〜京都間の東海道本線は、青春18きっぷ利用者が多い区間ですので、期間中の利用しやすい列車は混雑します。なかでも大垣〜米原の「関ヶ原越え」は、列車の本数も少なく、編成も短く、「青春18期間の一番の難所」と言われています。

以下では、青春18きっぷを使って東京〜京都を移動する際のモデルルートや攻略法、裏技などをご紹介します。なお、ポイント1〜4は東京〜名古屋の攻略法と重複します。

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モデルルート

東京〜熱海〜静岡〜浜松〜豊橋〜大垣〜米原〜京都

ポイント1 熱海駅は中央の階段寄りに移動しておく

下りも上りも、ほとんどの列車が熱海で折り返します。そのため、いずれの場合も熱海で乗り換える必要があります。熱海では、別ホームの乗り換えになりますので、階段位置に近い中央寄りに移動しておくといいでしょう。

ポイント2 熱海〜浜松直通列車を狙う

熱海〜浜松間は、列車の両数が少なく混雑する区間です。直通列車に乗って座るとラクに通過できます。始発駅(熱海または浜松)で一本遅らせてもよいので、席の確保をして直通列車を狙いましょう。

ポイント3 下りは興津、上りは島田で降りる

熱海〜浜松間の直通列車は少ないので、直通列車以外を利用する場合もあります。その場合は、下りは興津、上りは島田で降りるといいでしょう。乗り継ぎ列車は興津、島田が始発なので、次の列車(下りは浜松行き、上りは熱海行き)に座れます。これらの列車は直通列車より空いているというメリットがあります。

ポイント4 ホームライナーを活用する

沼津〜静岡〜浜松間には、朝夕のラッシュ時に「ホームライナー」が運転されます。おもに373系特急型車両が使われますので、快適です。乗車整理券320円がかかりますが、静岡県の横断には重宝します。一部列車は土休日運転(または運休)です。 

ポイント5 関ヶ原越えは一本待つ覚悟で

大垣〜米原間は「関ヶ原越え」と呼ばれる区間で、列車本数と車両数が少ないです。下り、上りのいずれから来ても、接続のいい列車で到着すると、この区間は座れなくなる場合があります。座りたいなら、一本待つ覚悟で予定を組んでおきましょう。とはいえ、乗車時間は40分程度ですから、駅で待っているよりも、立ってしまうのも一つの方法です。

ポイント6 米原からの新快速は増結部分が狙い目

米原から下り新快速に乗る場合、始発列車ではありません。ただし、米原で4両増結する場合が多いので、それを狙えばいい席をゲットできます。増結は車両前方(京都方)です。階段からは離れていますので、適度に空いています。

ポイント7 米原〜京都は快速なら空いている

新快速と違って、快速はとても空いています。米原〜京都で15分ほど時間がかかりますが、ガラガラだと疲れないものです。とくに、京都から東京へ向かうときは、京都からでも座れますし、米原で後続の新快速より早く着きますから、関ヶ原越えの席確保がラクになります。

ポイント8 食事ポイントは大垣、浜松がおすすめ

食事は乗換駅で取るのが効率的です。乗換駅のなかでも、大垣と浜松は駅前に飲食店が豊富です。ゆっくり食べても、次の列車は始発ですので座れる確率も高くなります。

ポイント9 旅を楽しむなら、のんびりと

8時間というのは長時間ですが、朝出れば夕方には着くことができます。つまり急がなくてもその日のうちには着けますから、楽しむつもりでのんびり行ったほうが疲れないでしょう。

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