青春18きっぷの使い方から裏技まで全部紹介します!

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名古屋〜神戸の上手な利用法

名古屋〜神戸は、普通列車と快速・新快速で3時間10分程度です。青春18きっぷを利用した移動としては短い区間といえます。なお、JRの神戸を代表する駅は神戸駅と三ノ宮駅がありますが、ここでは「神戸駅」を基準に表記します。三ノ宮駅でも時間・運賃などはほとんど変わりありません。

名古屋〜神戸は普通運賃で乗車すると4,000円程度。青春18きっぷを使えば4割くらいは安くなりますので、適度なお得感があります。時間もそれほどかかりませんので、コストパフォーマンスの高い区間といえるでしょう。

ただ、この区間には近鉄・阪神も走っており、普通運賃は3,000円もかかりません。さらに、近鉄の株主優待券を金券店で購入して利用すれば1,500円程度で近鉄名古屋〜大阪難波を移動できます。大阪難波〜阪神三宮まで阪神を利用すれば、これも株主優待なら300円程度。あわせて2,000円もかからずに名古屋〜神戸を移動でき、青春18きっぷより安くなります。そのため、この区間を青春18きっぷで利用しようと計画している方は、本当にそれがお得かを考えてからにしましょう。

また、名古屋〜神戸間は、青春18きっぷ利用者が多い区間ですので、期間中の利用しやすい列車は混雑します。なかでも大垣〜米原の「関ヶ原越え」は、列車の編成が短く混雑しやすいため、「青春18期間の一番の難所」と言われています。関ヶ原を避けて、関西本線を利用する方法もありますが、亀山以西が意外と混雑しますし、時間もかかりますので、お勧めしません。

以下では、青春18きっぷで名古屋〜神戸を旅行する際のモデルルートとポイントをご紹介します。

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モデルルート

名古屋〜大垣〜米原〜神戸(全て東海道本線)

ポイント1 青春18きっぷでお得かどうかを確認する

青春18きっぷが手元で余っているなら、名古屋〜神戸を普通運賃で乗るよりお得です。しかし、わざわざ5回分の青春18きっぷを購入してまで乗るほど安くはありません。単に安く行くなら、近鉄・阪神の株主優待を組み合わせたほうがお得です。

ポイント2 関ヶ原越えは一本待つ覚悟で

大垣〜米原間は列車本数と車両数が少ない区間です。下り、上りのいずれから来ても、接続のいい列車で到着すると、この区間は座れなくなる場合があります。座りたいなら、一本待つ覚悟で予定を組んでおきましょう。ただし、乗車時間は40分ほどなので、駅で待っているよりも、立ってしまうのも手です。

ポイント3 米原からの新快速は増結部分が狙い目

米原から下り新快速に乗る場合、始発列車ではありませんから座れない可能性も。ただし、米原で4両増結する場合が多いので、それを狙えば座れる可能性大です。増結は車両前方(神戸方)です。

ポイント4 米原〜神戸は快速なら空いている

新快速と違って、快速はとても空いています。米原〜神戸で30分ほど時間がかかりますが、ガラガラだと疲れないものです。

ポイント5 途中で休憩は不要。一気に抜ける

名古屋〜神戸は3時間あまり。この程度の時間なら、途中休憩は不要です。ですから、食事休憩もなしでいいでしょう。一気に駆け抜けます。

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