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名古屋〜新潟の上手な利用法

名古屋〜新潟は、片道14時間ほどです。移動に丸一日かかり、朝早めに出発しないと、その日のうちに目的地に着くことはできません。途中の列車本数もあまり多くはありませんので、事前に時刻表をよく調べておく必要があります。全体的にはやや難易度の高いコースといえるでしょう。

乗り換えは7〜8回。豊橋、浜松、熱海、小田原、高崎、水上、長岡が標準的な乗換駅です。列車を選べば乗り換えを減らすことは可能です。

以下では、青春18きっぷを利用して名古屋〜新潟を移動する際のモデルルートや攻略法、裏技などを解説します。

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モデルルート

名古屋〜(東海道線)〜豊橋〜(東海道線)〜浜松〜(東海道線)〜静岡〜(東海道線)〜沼津〜(東海道線)〜熱海〜(東海道線)〜小田原〜(東海道線・上野新宿ライン・高崎線)〜高崎〜(上越線)〜水上〜(上越線)〜長岡〜(信越線)〜新潟

ポイント1 乗り継ぎ時刻を事前にしっかり調べる

名古屋〜新潟は、途中東京を経由しての長距離移動です。事前に乗り継ぎ時刻をしっかり調べましょう。とくに、水上〜越後湯沢間の列車本数はきわめてすくないので、有効な乗り継ぎは限られます。

ポイント2 長野経由は使えなくなった

かつては長野経由で行くこともできましたが、長野〜直江津間が第三セクター鉄道に移管されてしまったため、青春18きっぷのルートとしては使えなくなりました。

ただし、長野〜豊野間で250円の別料金を支払えば、飯山線経由で抜けることは可能です。接続がよければ、飯山線経由のほうが東京経由より早いです。その場合は、名古屋〜中津川〜松本〜長野〜越後川口〜長岡〜新潟というルートになります。

ポイント3 浜松〜熱海直通列車を狙う

浜松〜熱海間は、列車の両数が少なく混雑する区間です。できれば、直通列車に乗って座ってすごしたいもの。始発駅(熱海または浜松)で一本遅らせてもよいので、席の確保をして直通列車を狙いましょう。

ポイント4 新幹線による「ワープ」も検討する

途中で新幹線を使った「ワープ」も考慮しましょう。ワープするとしたら、列車本数が少ない高崎〜越後湯沢間がおすすめです。

ポイント5 湘南新宿ラインのグリーン車を使う

熱海〜高崎間は、上野東京ラインのグリーン車を活用するといいでしょう。この区間は4時間ありますが、グリーン券の事前料金は1000円足らず。これで、快適な時間を過ごせますので、活用するといいでしょう。グリーン車なら、車内に弁当を持ち込んで食事もできます。

上記の「高崎〜越後湯沢」の新幹線ワープと組み合わせると、「熱海〜越後湯沢」が快適になります。。

ポイント6 途中の食べ物を準備しておく

ワープを使わない場合、当日は朝から夜まで列車に乗り続けることになります。おなかが空くこともありますから、食事代わりになるものを準備しておきましょう。飲み物はホームの自販機で購入できますので、気にしないでも大丈夫でしょう。

ポイント7 食事ポイントは静岡、熱海、宇都宮がおすすめ

名古屋〜仙台間は14時間の長丁場ですので、途中、最低1カ所の食事の休憩をとったほうがいいでしょう。食事を取る場合は、乗換駅で取るのが効率的です。

名古屋〜新潟間の主要乗換駅のうち、駅前に飲食店が多いのは、浜松、静岡、熱海、高崎、水上、長岡などです。これらのうちのどこかで食事をするのがいいでしょう。

ポイント8 トイレに近い車両に乗る

名古屋〜新潟の長距離を1日で乗り継ぐには、途中駅での乗り継ぎ時間はあまりありません。そのため、トイレを駅で使う時間すら限られます。できるだけ車内で済ませられるよう、トイレに近い車両に乗りましょう。先頭車両か最後尾車両に付いているケースが多いです。

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