京都〜広島の上手な利用法
京都〜広島は、6時間30分ほどかかります。午前中に出発すれば夕方には到着することができますので、青春18きっぷのライトユーザーでも気軽に乗れる区間といえます。
また、相生〜岡山間を除けば列車本数は多く、接続もおおむね良好です。相生〜岡山間も毎時1本程度の列車はあります。
以下では、青春18きっぷを利用して京都〜広島を移動する際のモデルルートと攻略法、裏技を解説します。
モデルルート
京都〜姫路〜相生〜岡山〜三原〜広島
ポイント1 京都からは車両中央で立つ
京都から乗るときは、新快速の座席を確保できないこともあります。その場合は、ドアの前ではなく、座席のある車内中央で立ちましょう。そうすれば、乗客の多くが入れ替わる大阪駅で座れます。
ポイント2 姫路、相生の接続をよく確認しておく
姫路・相生〜岡山間は、普通列車が毎時1本程度運転されるだけです。しかも3両編成なので、座れないことも多いです。峠を超える区間を走りますので揺れも大きく、立っていると、結構つらいです。そのため、この区間に乗るときは、上下線とも20分以上前に到着するようにして、ホームで並んで待ち、座れるようにしましょう。接続列車をよく確認しておくことです。
ポイント3 赤穂線は空いている
相生〜岡山間は、赤穂線でも移動できます。山陽本線より少し時間がかかりますが、はるかに空いています。また、上りの場合は、播州赤穂発の新快速がたまにありますので、それを利用すれば座って京都まで行けます。時刻表をよく確認して、タイミングがあえば赤穂線はおすすめです。
ポイント4 和気発着列車も活用する
相生〜岡山間の直通列車は毎時1本ですが、途中の和気〜岡山に区間運転の列車があります。直通列車で座れない場合は、和気〜岡山間の区間運転列車を利用しましょう。立っている時間が短くてすみます。
ポイント5 糸崎・三原乗り換えに注意
糸崎・三原は乗り継ぎ駅です。下りの場合は糸崎で、上りの場合は三原で乗り換えると座りやすいです。
ポイント6 食事ポイントは岡山がおすすめ
京都〜広島間は6時間30分程度なので、途中、食事を取らずともたどり着くことは可能です。もし食事を取るのなら、乗換駅で取るのが効率的でいいでしょう。
京都〜広島間の主要乗換駅は、姫路、相生、岡山、糸崎、三原です。このうち、駅前に飲食店が多いのは姫路、岡山。中間点付近の岡山で取るのが便利でしょう。