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大阪〜札幌の上手な利用法

大阪〜札幌・北海道を、青春18きっぷだけで移動するのは困難です。途中2泊かかり、青春18きっぷは3枚必要になってしまいます。ですので、青春18きっぷを使いながら、さまざまな方法で大阪〜札幌の旅を楽しみたい、という人のための方法です。

以下では、青春18きっぷで大阪〜札幌を移動する人のためのモデルルートと、北海道各地へ行く場合の攻略法を解説します。

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ルート1 東海道・東北・函館線ルート

大阪〜米原〜大垣〜浜松〜静岡〜熱海〜東京〜宇都宮〜黒磯〜郡山〜福島〜米沢〜山形〜新庄〜秋田〜大館〜青森〜津軽二股〜木古内〜函館〜長万部〜小樽〜札幌

ひたすら青春18きっぷで幹線を走り抜ける方法です。途中2泊の宿泊が必要で、大阪発の場合は福島、青森で宿泊、札幌発の場合は青森、東京などで宿泊になります。時間は55時間〜60時間程度です。津軽二股~函館間は「北海道新幹線オプション券」が別途必要です。

ネタとしては面白いですが、途中の宿泊費がかかるので、安く移動することを目的とするなら意味のないルートです。

ルート2 青函フェリーを利用する

上記ルート1で青森に泊まる代わりに、青森〜函館間の深夜フェリー(青函フェリー)を利用すれば、宿代を浮かすことができます。この青函フェリーは1,600円ですが、港までは自力で行く必要があります。

ルート3 八戸〜苫小牧フェリーを利用する

東北本線で盛岡まで来たあと、IGR〜青い森鉄道で八戸に至ります。八戸から深夜フェリー(シルバーフェリー)で苫小牧に抜ける方法です(5,000円)。ルート2よりも早いですし楽です。この場合、東北本線で盛岡まで来たあと、東北新幹線で八戸までワープするという手もあります。

ルート4 LCCを利用する

大阪〜関西空港間を青春18きっぷで移動し、関西空港〜新千歳空港をLCCで移動し、新千歳空港〜関西空港へは青春18きっぷで移動します。これだけだと、青春18きっぷの元が取れませんが、大阪駅より遠い場所から、または札幌駅より遠い場所まで行くのなら、青春18きっぷとLCCの組み合わせは活きてきます。

この方法が、移動としてはもっとも現実的ですが、青春18きっぷの旅と言えるかは疑問です。ただ、青春18きっぷで北海道各地へ展開する場合には使えます。

方法5 新日本海フェリーを利用する

大阪〜舞鶴まで青春18きっぷを使い、舞鶴から小樽までフェリーを使います。大阪を夜出て、翌日夜に小樽に着きます。逆ルートは小樽を夜出て、大阪に翌日夜に着きます。大阪〜舞鶴は連絡バスのほうが安いですし、小樽〜札幌は青春18きっぷを使うには短すぎるので、青春18きっぷの旅としては意味がありません。

ただ、大阪より遠方、あるいは、札幌より遠方へ青春18きっぷを利用して旅をするのなら、組み合わせとしては使える余地があります。とはいえ、これも青春18きっぷの旅と言うよりは、フェリーの旅ですね。

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