北海道&東日本パスの使い方と利用期間
「北海道&東日本パス」は、JR北海道とJR東日本の普通列車が乗り放題になるきっぷです。一部の第三セクター路線や急行列車にも乗車可能で、東北、北海道方面への利便性が高いのが特徴。青春18きっぷ以外の普通列車乗り放題きっぷの代表格といえるでしょう。
青春18きっぷと違い、連続7日間の使用に限られ、複数人利用もできません。このように、青春18きっぷより制限の厳しい部分と、制限の緩い部分があります。
利用期間 | 発売期間 | |
---|---|---|
春季 | 3/1-4/22 | 2/20-4/16 |
夏季 | 7/1-9/30 | 6/20-9/24 |
冬季(未発表) | 12/10-1/10 | 12/1-1/4 |
北海道&東日本パスの基本ルール
北海道&東日本パスは、JR北海道とJR東日本エリアの普通列車が乗り放題のきっぷです。そのほか、第三セクターのいくつかの路線にも乗れます。また、急行にも乗ることができ、臨時で運行される観光列車を利用する際に役立つこともあります。急行乗車時には急行券や指定席券を別途購入する必要があります。
乗れる路線と列車は、JR北海道とJR東日本全線の普通列車、北越急行、青い森鉄道、IGRいわて銀河鉄道です。
新青森〜新函館北斗間は、別途特定特急券を買えば北海道新幹線に乗れます。
北海道&東日本パスの発売期間・利用期間(2024年)
【発売期間】
春:2月20日〜4月16日(確定)
夏:6月20日〜9月24日(確定)
冬:12月1日〜翌年1月4日(未発表)
【利用期間】
春:3月1日〜4月22日(確定)
夏:7月1日〜9月30日(確定)
冬:12月10日〜翌年1月10日(未発表)
2024年の発売情報についてはこちらもご覧ください。
→北海道&東日本パスの2024年発売期間・利用期間
北海道&東日本パスのルール詳細
- 発売期間内で利用開始日1ヶ月前より発売
- 有効期間 7日間(利用開始日から連続する7日間)
- 値段 おとな11,330円、こども5,660円
- 利用開始日は購入時に指定
- 自動改札を利用可能。使用開始時のスタンプは不要
- 乗れる路線と列車は、JR北海道とJR東日本全線の普通列車、北越急行、青い森鉄道、IGRいわて銀河鉄道
- 急行列車は必要な料金券を購入すれば利用可。普通車指定席等にも乗車可
- 新青森〜新函館北斗間は区間内相互発着の場合に限り新幹線特定特急券を購入すれば、北海道新幹線の普通車の空席に乗車可
- 新夕張~新得間、東室蘭~室蘭間は特急列車の指定席の空席に乗車可
- 「終夜臨時列車」(大晦日など)が運行された場合は、標準ダイヤの始発電車の運行開始前まで有効
- 1日ずつ使ったり複数人での利用は不可
北海道&東日本パス北海道線特急オプション券(2024年は設定なし)
「北海道&東日本パス」の有効期間中に使えるオプション券です。北海道新幹線の空席と北海道内の在来線特急列車の普通車自由席が1日乗り降り自由になります。2024年の設定はありません。
1日限り有効で、価格は大人6,110円、小児3,050円です。
発売期間と利用期間は「北海道&東日本パス」と同じです。ただし、利用制限期間(利用できない期間)が定められていて、以下の期間は利用できません。
・(夏季)8月 1日~2023年 8月19日
・(冬季)12月28日~1月 6日
北海道線特急オプション券を利用して北海道新幹線の新函館北斗駅~新青森駅以外の区間にまたがって新幹線に乗車する場合や、普通車指定席、グリーン車指定席、グランクラスを利用する場合は乗車区間の特急料金などの運賃が必要となります。
1枚の「北海道&東日本パス」に対して併用できるオプション券の枚数に制限はありません。
北海道線特急オプション券の効果的な活用方法
「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」は、北海道新幹線と道内の特急が乗り放題になるので、効果抜群です。「青春18きっぷ」や「秋の乗り放題パス」の「北海道新幹線オプション券」とは効力が全く違います。
効果的な活用方法としては、新青森を早朝に出発して、北海道新幹線で新函館北斗にいたり、そのまま札幌方面へ向かうことでしょう。さらに、道東や道北まで一気に到達できます。
東京から普通列車を乗り継いで青森に1泊し、2日目にオプション券で稚内や釧路まで行き、そこから普通列車の旅をする、というような使い方が効果的です。