青春18きっぷ研究所

青春18きっぷの「LCCワープ」

青春18きっぷと格安航空会社LCCの相性は抜群です。LCCで一気に遠くまで飛んで、そこから青春18きっぷで旅をスタートするのです。いわば、LCCを使ったワープです。これはとても合理的です。

ここでは、青春18きっぷとLCCを組み合わせた旅行法をご紹介しましょう。

「LCCワープ」とは

青春18きっぷの利用中に、一部の区間だけ別の交通手段を使う方法を「ワープ」といいます。新幹線によるワープが代表的ですが、LCCを使ったワープも可能です。

たとえば、東京〜札幌を青春18きっぷで行くには少なくとも2日間必要で、途中で北海道新幹線オプション券もかかります。青春18きっぷ2日分と、途中の飲食代、さらに宿泊費を含めれば1万円くらいはかかるかもしれません。

ところがLCCなら安ければ7,000~8,000円程度で行くこともできますし、半日もあれば移動できるでしょう。この場合は、LCCを使ったほうが便利で安くて効率的です。札幌から青春18きっぷの旅を始めればよいのです。

LCCを利用する際に、「東京駅〜成田空港駅」「新千歳空港駅〜札幌駅」を青春18きっぷを利用すると、より効果が高くなります。このとき、東京駅〜成田空港間の運賃が1,340円、新千歳空港駅〜札幌駅の運賃が1,150円ですから、計2,490円。青春18きっぷの1日分とほぼ同価です。

ですから、空港までのアクセスだけ青春18きっぷを使っても、元が取れるのです。八王子や横浜からJRに乗り、小樽や岩見沢まで足を伸ばせば、青春18きっぷの安さがさらに際立つでしょう。

成田〜新千歳までのLCCの価格は時期などによって大きく異なりますが、バーゲンなら4,000〜5,000円のチケットを入手することも可能です。あわせれば7,000〜8,000円で東京〜札幌を移動して、さらに北海道周遊をすることができるのです。

ジェットスター

青春18きっぷでアクセスできる空港は?

LCCを使った青春18きっぷ旅行のポイントは、空港までなるべくJRを使うということです。

では、青春18きっぷで空港に直接アクセスできる空港はどれだけあるのでしょうが? それは、新千歳空港、成田空港、関西空港、米子空港、宮崎空港の5つです。これらの空港の多くにLCCまたは中堅航空会社(スカイマーク、ソラシドエア)などの格安航空路線がありますので、青春18きっぷと組み合わせることができます。とくに、成田、関西のLCC両拠点にJRがあるのは心強いです。

接続していないけれど、歩けば空港までたどり着けるJR駅としては、女満別空港(西女満別駅)、花巻空港(花巻空港駅、似内駅)、鳥取空港(鳥取大学前駅)、岩国空港(岩国駅)、山口宇部空港(草江駅)があります。ただし、これらの空港にLCCが就航しているとは限りません。

これ以外にも、空港近くのJR駅から空港へはバスなどのアクセス手段がありますので、青春18きっぷを活用することは可能です。たとえば羽田空港へは蒲田駅、伊丹空港へは伊丹駅、熊本空港へは肥後大津駅、鹿児島空港へは国分駅を利用するなど、近くの駅を選んで利用すれば、お金を節約することができます。

LCCワープが効果的な区間

実際に、LCCの使い勝手が良く、青春18きっぷと組み合わせて効果的な区間をご紹介しましょう。

  • 成田〜新千歳
  • 成田〜関西
  • 成田〜福岡
  • 成田〜鹿児島
  • 関西〜新千歳
  • 関西〜仙台
  • 関西〜福岡
  • 関西〜長崎
  • 関西〜宮崎
  • 関西〜鹿児島

LCCワープの注意点

LCCワープの注意点は、「LCC利用の注意点」と同じです。

すなわち、早めに予約しないと安く買えない、予約の変更が一切不可だったり払い戻しができない場合がある、などの点です。

LCCについての詳細は、格安航空会社LCC旅行研究所をご覧ください。