青春18きっぷで日光東照宮を旅する!
青春18きっぷで日光東照宮に参拝したい、という旅行者は多いようです。日光東照宮のJRの最寄り駅はJR日光線の日光駅。都内からなら日帰りも可能です。
ただ、日光へは東武鉄道でも訪れることができますし、青春18きっぷが必ず安いとは限りません。また、日光駅から日光東照宮までも歩くには距離があります。
ここでは、青春18きっぷを使って日光東照宮を参拝するためのモデルルートと上手な旅行法をご紹介しましょう。
日光へのモデルルート
東京を起点に考えると、日光までのルートは、宇都宮までは東北本線(JR宇都宮線)を利用し、宇都宮から日光線を使います。
■東京から日光
東京・新宿→(東北本線=JR宇都宮線、湘南新宿ライン)→宇都宮→(日光線)→日光
日帰りで青春18きっぷを使った場合のお得になるエリアは?
日光を「日帰り」で訪れる場合、おおまかにいって片道運賃が1300円を超える場所なら、青春18きっぷのほうが安くなります。JRの 東京近郊の場合は、片道81kmを超えるエリアです。
埼玉県なら大宮からでも十分元が取れますし、水戸からでも元が取れます。高崎からでも元は取れますが、両毛線経由で栃木から東武日光線を使った方が便利でしょう。もちろん、東京都内や神奈川県内からなら、青春18きっぷで十分元が取れます。
東武鉄道とも比較しよう
東京からなら片道分でも元は取れますが、それはJRを使った場合の話。東京から日光を訪れるなら、東武鉄道のほうが便利ですし、正規運賃なら東武はJRより安いです。東武鉄道は東京の浅草から出ていますし、途中の東北本線栗橋駅で乗り換えることもできます。
時間的には東武鉄道のほうが早いので、青春18きっぷにこだわらず、値段と時間を総合的に勘案したほうがいいでしょう。
日光までの青春18きっぷ所要時間
日光まで青春18きっぷを利用して訪れる場合の所要時間の概算は以下の通りです。
- 大宮から 2時間
- 上野から 2時間30分
- 横浜から 3時間30分
- 名古屋から 9時間30分
- 大阪から 12時間30分
- 水戸から 3時間
- 仙台から 5時間30分
東照宮参拝にはバスを使おう!
JR日光駅からは、東照宮へは歩いて行けます。ただ、ちょっと距離がありますので、バスを使うと便利でしょう。バスなら、東照宮最寄の神橋まで10分もかかりません。
東照宮への単純往復だけなら、普通にバス代を払えばいいでしょう。少し周遊するなら、東武ガスの「世界遺産めぐり手形−日光エリア−」を使うといいでしょう。世界遺産めぐり循環バスのコース内と、JR日光駅〜東武日光駅〜西参道〜蓮華石間が1日に何回でも乗り降り自由です。