青春18きっぷで東京からの日帰り温泉旅行
東京から青春18きっぷを使って、日帰りでちょこっと温泉旅行を楽しみたい。そんな方へ向けたモデルプランを集めてみました。鉄道に乗り、手軽に温泉旅行へ。青春18きっぷなら、片道70km以上の距離を往復すれば、電車賃の元をとることができます。途中下車を組み込めば、もっとお得になるでしょう。
青春18きっぷを使って、東京から日帰りでの「温泉ちょい旅」をご紹介します。
熱海へお手軽温泉の旅
東京近郊でお手軽な温泉旅行と言えば熱海。東京~熱海間は、普通・快速列車で約1時間50分。熱海駅前には、旅行者御用達の温泉「駅前温泉」があります。狭くて古いけれど、昔ながらの掛け流し温泉が楽しめます。そのほか、熱海にはホテルの日帰り温泉も多数ありますので、利用すれば数時間ゆっくりすることもできるでしょう。
温泉を浴びたら海の幸を食べるもよし、海岸を散歩するのもよし。小田原で下車して小田原城を見に行ったりするのもいいでしょう。東海道線にはグリーン車が連結されていますので、追加料金を払えばゆったり旅をできるのもポイントです。
【モデルルート】
東京→(東海道線)→熱海[温泉入浴・食事]
熱海→(東海道線)→東京
※時間に応じて、小田原でお城見学など。
川原湯温泉「王湯」と吾妻線湯めぐり旅
ダム建設にともなって新しく生まれ変わったのが、川原湯温泉の日帰りの名湯「王湯」。吾妻線川原湯温泉駅から徒歩15分ほどです。移転した新・川原湯温泉街をぶらぶら歩いてみるのもいいでしょう。
東京~川原湯温泉は、途中高崎乗り換えで3時間ほどです。東京~高崎間はグリーン車も連結されています。せっかくなので吾妻線で終点の大前まで足を伸ばしてみるのもよし。吾妻線では小野上駅前近くに「小野上温泉さちのゆ」、金島駅前に金島温泉「富貴の湯」がありますので、複数温泉に入る「湯めぐり」もおすすめです。
【モデルルート】
東京→(上野東京ライン・高崎線)→高崎→(上越・吾妻線)→大前→(吾妻線)→川原湯温泉[温泉入浴・食事]
川原湯温泉→(吾妻・上越線)→高崎→(高崎線・上野東京ライン)→東京
ここまで来たら草津にも行きたい!という場合は、長野原草津口駅からバスです。ただ、日帰りで草津となると、時間が足らないので、1泊がおすすめです。
勝沼温泉とワインの旅
山梨県の勝沼といえばワインで有名。「ぶどうの丘」という施設には、ワイナリーと温泉「天空の湯」が併設されています。ワインレストランもあるので、温泉に入りいっぱいやるのもいいでしょう。ぶどうの丘の最寄り駅は勝沼ぶどう郷駅で、徒歩15分ほどです。
【モデルルート】
新宿→(中央線)→高尾→(中央線)→勝沼ぶどう郷[温泉入浴・食事]
勝沼ぶどう郷→(中央線)→高尾→(中央線)→新宿
日光温泉と宇都宮餃子の旅
温泉とグルメの旅もおすすめ。宇都宮から日光線で日光に至り、駅から1.5kmほど離れた「日光市温泉保養センター日光温泉」へ。駅からやや離れていますので、気候のいい時期に散歩気分で行くといいでしょう。他にも旅館の日帰り湯もありますので、日光東照宮を見物してから、日帰り湯に立ち寄るのも吉。帰りは宇都宮駅周辺の餃子店で、ビールと一緒に名物をつまむのがシアワセ。
【モデルルート】
東京→(上野東京ライン・宇都宮線)→宇都宮→(日光線)→日光[入浴・観光]
日光駅→(日光線)→宇都宮[宇都宮餃子]→(宇都宮線・上野東京ライン)→東京
御宿温泉と外房グルメの旅
房総エリアでは、御宿温泉がお手軽。東京から総武・外房線で約2時間。乗り疲れたな、と思ったころに到着します。御宿駅から徒歩7分の距離に、御宿温泉「御宿の湯クアハウス」があります。コーヒー色のお湯にどっぷりとつかり、帰りは海の幸でも食べて帰りましょう。時間があれば、房総半島をぐるり一周してみるのもいいですね。その場合は、館山や安房鴨川で食事をするのもおすすめです。
【モデルルート】
東京→(総武線)→千葉→(外房線)→御宿[入浴]→安房鴨川[食事]→(内房線)→館山→(内房線)千葉→(総武線)→東京