青春18きっぷ研究所

名古屋〜大阪の上手な利用法

名古屋〜大阪は、普通列車で2時間40分程度です。青春18きっぷを利用した旅行としては短い区間です。

名古屋〜大阪間は、青春18きっぷ利用者が多い区間ですので、期間中の利用しやすい列車は混雑します。なかでも大垣〜米原の「関ヶ原越え」は、列車の編成が短く混雑しやすいため、「青春18期間の一番の難所」と言われています。

関ヶ原を避けて、関西本線を経由する方法もありますが、亀山以西が意外と混雑しますし、時間もかかりますので、お勧めしません。

ここでは、名古屋~大阪間を青春18きっぷで上手に利用するためのポイントとモデルルートを簡単にまとめました。

名古屋~大阪のモデルルート

221系新快速

名古屋~大阪間を青春18きっぷで旅行する際のモデルルートは、以下の通りです。

【東海道本線】名古屋~大垣~米原~大阪
【関西本線】名古屋~亀山~柘植~加茂~天王寺~大阪

東海道本線ルートと関西本線ルートがありますが、列車本数が多くて所要時間が短いのは東海道本線ルート(米原経由)です。乗換駅は大垣、米原の2駅で、所要時間は2時間40分程度です。

関西本線ルート(亀山経由)の場合は、亀山、柘植、加茂の3箇所で乗り換えが必要となり、所要時間は4時間30分程度です。

ポイント1 青春18きっぷがお得か検討する

名古屋~大阪間は、JRで定価のきっぷを買うと3,000円以上しますので、青春18きっぷ利用がお得です。

しかし、近鉄も走っていて、株主優待券を金券店で購入して利用すれば1,700円程度で名古屋から大阪を近鉄で旅行できます。

そのため、この区間を青春18きっぷで利用しようと計画している方は、本当にそれがお得かを考えてからにしましょう。

青春18きっぷが手元で余っているなら、名古屋〜大阪を普通運賃で乗るよりお得です。しかし、わざわざ5回分の青春18きっぷを購入してまで乗るほど安くはありません。

ポイント2 東海道本線ルートを選択する

距離でいえば亀山経由(関西本線ルート)のほうが短いですが、列車本数が少なく時間もかかるので、青春18きっぷなら米原経由(東海道本線ルート)を選ぶといいでしょう。

ただ、目的地が大阪府南部や奈良に近いエリアの場合は、亀山経由のほうが便利なこともあります。

ポイント3 関ヶ原越えは一本待つ覚悟で

大垣〜米原間は「関ヶ原越え」と呼ばれる区間で、列車本数と車両数が少ないです。下り、上りのいずれから来ても、接続のいい列車で到着すると、この区間は座れなくなる場合があります。座りたいなら、一本待つ覚悟で予定を組んでおきましょう。とはいえ、乗車時間は40分程度ですから、駅で待っているよりも、立ってしまうのも一つの方法です。

ポイント4 米原~大阪は新快速を待たない

大阪発着の新快速は15分間隔ですが、米原まで足を伸ばす新快速は毎時1本しかありません。一方、快速は毎時2本あります。次の新快速まで30分以上あるなら、先発の快速に乗ってしまったほうがいいでしょう。そのほうが早く着きます。

ポイント5 米原〜大阪は快速なら空いている

新快速と違って、快速はとても空いています。米原〜大阪で25分ほど時間がかかりますが、ガラガラだと疲れないものです。とくに、大阪から名古屋へ向かうときは、大阪からでも座れますし、米原で後続の新快速より早く着きますから、関ヶ原越えの席確保がラクになります。

ポイント6 米原からの新快速は増結部分が狙い目

米原から下り新快速に乗る場合、始発列車ではありません。ただし、米原で4両増結する場合が多いので、それを狙えばいい席をゲットできます。増結は車両前方(大阪方)です。階段からは離れていますので、適度に空いています。

ポイント7 途中休憩は不要。一気に抜ける

名古屋〜大阪は3時間足らず。この程度の時間なら、途中休憩は不要です。ですから、食事休憩もなしでいいでしょう。一気に駆け抜けます。