大阪〜博多の上手な利用法
大阪〜博多は、普通・快速列車で13時間程度です。東海道本線、山陽本線、鹿児島本線という幹線をたどるルートです。列車本数は比較的多く、接続もおおむね良好です。ただ、距離は長いので、途中で休憩を挟みながら旅をするといいでしょう。
ここでは、大阪~博多間を青春18きっぷで上手に利用するためのポイントとモデルルートを簡単にまとめました。
大阪~博多のモデルルート
大阪~博多間を青春18きっぷで旅行する際のモデルルートは、以下の通りです。
・【東海道・山陽本線、鹿児島本線】大阪〜姫路~相生~岡山~糸崎~岩国~下関~小倉~博多
大阪~博多間は、東海道・山陽本線と鹿児島本線を乗り継ぎます。乗換駅は、姫路、相生、岡山、糸崎、岩国、小倉の9駅が標準です。
ポイント1 事前に乗り継ぎを確認する
大阪〜博多間は13時間。朝7時に出発して、20時頃に到着します。実際には、途中で休憩を挟まないと疲れるので、14~5時間かかると考えておいたほうがいいでしょう。途中の昼食も考えて、どこかでいったん休憩することを前提に余裕をもったプランにしておくことをおすすめします。
ポイント2 大阪からは車両中央で立つ
大阪から乗るときは、新快速の座席を確保できないこともあります。その場合は、ドアの前ではなく、座席のある車内中央で立ちましょう。そうすれば、乗客の多くが入れ替わる三宮駅で座れます。
ポイント3 姫路、相生の接続をよく確認しておく
姫路・相生〜岡山間は、普通列車が毎時1本程度運転されるだけです。しかも3両編成なので、座れないことも多いです。峠を超える区間を走りますので揺れも大きく、立っていると、結構つらいです。
そのため、この区間に乗るときは、上下線とも早めに到着するようにして、ホームで並んで待ち、座れるようにしましょう。接続列車をよく確認し、場合によっては1本遅らせることも検討しましょう。
ポイント4 赤穂線は空いている
相生〜岡山間は、赤穂線でも移動できます。山陽本線より少し時間がかかりますが、はるかに空いていますので狙い目です。また、上りの場合は、播州赤穂発の新快速がたまにありますので、それを利用すれば座って大阪まで行けます。時刻表をよく確認して、タイミングがあえば赤穂線はおすすめです。
ポイント5 岩国~下関間がポイント
途中の岩国~新山口間は直通列車で3時間半くらい、一気に移動できます。しかし、列車本数が少なく、毎時1本程度の時間帯もあります。そのため、この区間を優先的にスケジュールを組むといいでしょう。列車本数が少ない上、3時間半くらい降りられないならば、いい席を取るのは重要。岩国駅や下関駅では、早めに駅のホームに行って並ぶことをおすすめします。
ポイント6 休憩ポイントは岡山、岩国がおすすめ
途中の休憩は、乗換駅でとるといいでしょう。乗換駅で、駅近くに飲食店が豊富なのは、岡山駅、岩国駅です。乗換駅ではありませんが、広島駅で途中下車して、エキナカグルメを楽しむという手もあります。