大阪〜博多の上手な利用法
大阪〜博多は、12時間ほどです。姫路・相生〜岡山間を除けば列車本数は多く、接続もおおむね良好です。したがって、姫路・相生〜岡山間の対策さえ取ればいいでしょう。といっても、姫路〜岡山間も毎時1本程度の列車はありますので、ご安心を。
以下では、青春18きっぷを利用して大阪〜博多を移動する際のモデルルートと攻略法のポイント、裏技などを解説します。
モデルルート
大阪〜姫路〜相生〜岡山〜三原〜広島〜岩国〜新山口〜下関〜門司〜博多
ポイント1 姫路、相生、岡山の接続をよく確認しておく
姫路・相生〜岡山間は、毎時1本程度の普通列車が3両編成で運転されます。そのため、座れないことも多いです。峠の路線で揺れますので、結構つらいです。接続を確認して、早めに着いて、座れるようにしておきましょう。
ポイント2 赤穂線は空いている
姫路・相生〜岡山間は、赤穂線でも移動できます。山陽本線より少し時間がかかりますが、空いているというメリットがあります。また、上りの場合は、播州赤穂発の新快速がたまにありますので、それを利用すれば座って大阪まで行けますのでおすすめです。時刻表を確認して、上手に利用しましょう。
ポイント3 和気発着列車も活用する
相生〜岡山間の直通列車は毎時1本ですが、途中の和気〜岡山の区間運転の列車もあります。直通列車で座れない場合は、和気〜岡山間の区間運転列車を活用するといいでしょう。
ポイント4 糸崎・三原乗り換えに注意
糸崎・三原は乗り継ぎ駅です。下りの場合は糸崎で、上りの場合は三原で乗り換えると座りやすいです。
ポイント5 食事ポイントは岡山がおすすめ
食事は乗換駅で取るのが効率的です。大阪〜博多間の主要乗換駅は、姫路、相生、岡山、糸崎、三原、岩国、新山口、下関、門司、小倉です。このうち、駅前に飲食店が多いのは姫路、岡山、下関、小倉。中間点に近い岡山で取るのが便利でしょう。
本当の中間点は広島あたりですが、広島は始終着の列車が少ないので、わざわざ食事のために降りる意味は小さいです。ただ、駅近くにお好み焼き屋さんがいっぱいあるので、お好み焼きが食べたい人には途中下車がおすすめです。